TILE&STONE GENERAL CATALOGUE 2017-2018 Vol.16
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美濃焼CTタイルは電荷移動型酸化還元触媒(CT触媒)をタイルに応用することで従来タイルより①耐久性が良い②外観劣化が少ない③お手入れが簡単④メンテナンスが少ない、全く新しいタイルです。美濃焼CTタイルの表面にふれた空気中のホルムアルデヒド、窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)などの環境汚染物質は、CT触媒の働きで分解され無害な物質に変わります。空気までキレイに、人や地球に優しい環境浄化型。Ecological 000.10.20.30.4▲CT触媒非混入ホルムアルデヒドの無害レベル▼CT触媒5%混入246810時間(H)(浜松工業技術センター)HCHO濃度(mg/m3)●CTタイル上での吸着ホルムアルデヒドの分解テスト丈夫で長持ち、高い表面硬度。Tough美濃焼CTタイル電荷移動型酸化還元触媒第29回発明大賞受賞特許第3514702号CTタイルの防汚作用が汚れを付きにくくするため日々のお手入れもとってもカンタン。また、消臭作用で嫌なニオイも抑えます。また、光の少ない(届かない)トンネルや屋内駐車場は、CTタイルのもう一つの活躍の場。排気ガスなどの汚れを屋内の場合と同じように分解し、洗浄の手間もいりません。光がなくても半永久的なクリーニング効果。CleanEcological ToughClean美濃焼CTタイル他社セルフクリーニングタイルCT触媒層1250℃以上で焼成光触媒層700℃以下で焼き付け美濃焼CTタイルはタイル表面に付いた汚れから電子を引いたり(酸化作用)、足したり(還元作用)してその汚れを分解します。これによって車の排気ガスなどに含まれる窒素酸化物や硫黄酸化物といった塩基性汚れは酸化作用で、炭化水素やCO2といった酸化汚れは還元作用で効率良く分解され、いつまでもクリーンな環境と美しい外観を保つことができるのです。タイル地釉薬層タイル地釉薬層防汚層CT触媒美濃焼CTタイルは釉薬にCT触媒を混ぜ、1250℃以上で焼成しており、使用温度範囲は1350℃以下です。したがって平滑な表面が得られると同時に釉薬層=防汚層となり、耐摩耗性は抜群です。釉薬層の中で、嵩比重の軽いCT触媒は上層に集まり防汚層を形成し、表面につく汚れに効果的に作用します。これが高い表面硬度の秘密です。

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