TILE&STONE GENERAL CATALOGUE 2025-2026 Vol.20

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- リベット工法(大型タイル壁面施工の新工法)
リベット工法(落下防止補助金具)
は、従来のエボキシ系接着剤でのステン線付け等に替わるリベット式の固定取付け工法です。
600mm角などの大型タイルの落下防止補助金具として、
タイルと金具をリベットで結束させ、躯体に緊結させます。
■リベット工法のポイント
● 巻きバネで固定した場合、引っ掛け部を回す際に治具が必要となりますが、
リベットの場合工具を使わずに自由に動かすことができます。
● タイルの裏足がない場合、エボキシ系接着剤だと盛り上がり躯体に干渉してしまう事がありますが、
リベット工法はほとんど盛り上がりが
なく、梱包もスムーズに行うことができます。
リベット工法 ステン板
リベット工法 ステン線 ※
リベット断面
※タイル下地隙間が2mmより大きい場合にご利用
ください。
■施工手順
※材質上、切断面及び突起部分には十分ご注意ください。
■施工上の注意点
●下地の面精度は、
±2mm以内としてくだ
さい。
●下地材は十分乾燥させ、付着しているゴ
ミ・塵等はきれいに除去してください。
●コンクリート・モルタル下地の豆板や、
ALC、押出成形板等の欠け等は、事前に
処理してください。
1.縦塗りにてビード状に接着剤を塗ります。
この時、
リベットの位置を確認してください。
4.全てOKであればビスを回して根本まで
入れ込みます。
●ALC、押出成形板の板間跨ぎは施工でき
ません。
●目地材はシーリング目地を推奨いたしま
す。
適用下地
●コンクリート
(RC造、SRC造)
●モルタル(木造など)
●不燃系ボード類(木造、鉄骨造、内装壁など)
2.リベットが付いている方を上にし、高さを
合わせて貼っていきます。
5.シーリング目地詰めをして完成。
●押出成形板(鉄骨造など)※総重量30kg/㎡
まで
●ALC板(鉄骨造など)※総重量30kg/㎡
まで
推奨接着剤
外部:ME-05
(一液性)
(タイルメント)
内部:MS-20
(一液性)
(タイルメント)
Stone / Others
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3.ステン線を用いた場合は、
リベットから伸びて
いるステン線をビスに巻きつけます。
※ステン線を巻きやすいようにビスはあらかじめ長めに
出しておきます。
推奨適用範囲
●木造、鉄骨造、内装:施工高さ10mまで
●RC、SRC造:施工高さ31mまで
※その他制限についてはお問合せください。
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